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コクサンです。京都と滋賀のIT関連の企業や起業の支援をしています。
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2010年09月11日

9月から止めます。

ドリームゲートナビの有効性が無く、9月からは、本ブログも閉じることになると思います。
引き続きは、
オッサンのブログを見てください。
http://kokusan.cocolog-nifty.com/ossan/  

Posted by コクサン at 15:21Comments(0)その他

2010年09月04日

中小企業経営者向けITセミナー

一昨日、ある協会で経営者向けIT活用セミナーを2時間ほど開催した。
30名ほどのメンバーが結構、真剣に聞いていただいた。
ポイントは以下の3つ。
①環境激変への理解
  環境の大きな変化、フラット化する世界、クラウド化する世界。
  2000年頃から社会的インフラとして拡大するインターネット。
  この変化は、Web2.0、クラウドと言うキーワードで更に深化しています。
  国も社会も大きく変ろうとしています。
②新しいITの動き
  クラウドって何?モバイルの新しい動きは?
  ソーシャルメディアから見る顧客の行動変化
  ITはビジネスの必須要件です。
③自社経営にITを役立てるための気付き
  ITを活用して頑張っている企業、結構います。
  ホームページ活用のポイント
  自社の理解の必要性。
①については、国のIT施策も5,6月と色々と出て来ているが、世界の動きはもっと進んでいる。
社会変化を先導すべき政治が下らない内輪もめで後追い的な対応はかなり情けない話である。
「クラウド化する世界」でニコラス・G・カーも言っている。

インターネットは、情報収集からコミュ二ティ作りに至るまで、あらゆることを簡単な処理に
変えて、大抵の事は、リンクをクリックするだけで表明出来る様になった。
そうした処理は、1個1個は単純でも、全体としては、極めて複雑だ。我々は、1日に何百
何千回というクリックを意図的に、あるいは衝動的に行っているが、そのクリックの度に
自分自身のアイデンティティや影響力を形成し、コミュ二ティを構築しているのだ。
我々がオンラインでより多くの時間を過ごし、より多くのことを実行するにつれて、その
クリックの複合が、経済、文化、及び社会を形作ることになるだろう。

Web2.0としての進化が進む中では、「静かなる大衆」の方が、優秀な政治家
なのかも知れない。

②としては、ビジネスとしてのセンスアップしておく必要があるIT関連が
・クラウド(SaaS、PaaSなど)
・ビジネスブログ
・コミュニティ化(ソーシャルメディアも)
・映像(特に、Youtube,Ustream)
・スマートフォンを中心とするモバイル端末
人のつながりを大きく変えることによる社会環境へのインパクトはきわめて大きい。
当然、ビジネス二関わるものとしては、是非、概要だけでも把握しておく必要がある。

③は、情報、知識を自社ビジネスに活かすためのポイントについて概要を説明した。
・ITを活用している先進企業7社について説明。
いずれも、特長あるアプローチをしているが、共通的には、
1)組織的に判断
 経営トップの意識アップが重要⇒環境変化
 まずは、全社での内部、外部の見える化を実施している。
2)組織的に実行
 自社の課題の抽出と戦略化を全社レベルで実施し、全員の参加
3)組織としてノウハウ蓄積
 人材組織の学習
 組織における業務ノウハウの発見、共有化を仕掛けと習慣付けの実行
即ち、
経営環境の急速に変化に対して、これまでと同じ経営のままでは生き残れません。
それではどうするか?
経営環境の変化の中から、取り組むべき「経営課題」が生じてきます。
これを感度良く捉えて対策を打つ。企業を変える。

現代の経営者にはこれまでとは異質な能力が求められています。
まず第一に求められる資質は「経営課題認知力」
経営課題を解決する経営改革実行力「経営改革力」
ITを活用して経営課題を解決する「IT経営力」

会社規模に関係なく、上記3つの力を育て、実行してもらいたい。

  
タグ :IT経営

Posted by コクサン at 11:40Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年08月28日

農業はびじねす!なり


今、農業分野でのキーワードは、6次産業への進化。
1次産業としての生産力×2次産業としての品質と生産性の高さ×3次産業としての顧客を意識した
サービス提供。
「作ったものを売る」から「売れるものを作る」。
ビジネスとしての基本ビジョンの転換と意識改革である。

農業もここ数10年で、大きく変化した。
・GDPに占める農業生産は9%⇒1%へ
・農業就業人口は約1400万人⇒約340万人へ
・農家戸数は約606万戸⇒290万戸へ
・農地面積は約610万ha⇒約460万haへ
・農業総産出額はピーク時11.7兆円⇒直近では8.5兆円へ
・人口構成では70歳以上が約45%を占める、完全な高齢者産業?
食料自給率が大幅に下がるのもやむを得ない状況⇒生産基盤がガタガタなのである。

農業への他業種からの参入はどうであろうか?
2000年代になると、様々な業種からの参入が増加しているが、参入に興味を持っている
企業も含めると約4割ほどとの事。
採算性、収益性、事業地の確保などから大手企業の撤退の話も少なくない。
それでも、農地制度、利用規制の緩和により、一般企業からの農業ビジネスへの
参入は、
・新たな収入源としての確保
・雇用の維持、拡大
・本業とのシナジー効果
・既存技術の活用
等から更に増加するのではないだろうか。
農業ビジネスとしてのビジネスモデルの確立と事業計画の作成が他の事業と同じように
出来る事が、まずは、必要なのではないか。
自分の棚卸しが肝要である。マーケティングの自社、顧客、そして、競合他社を何処まで
明確に描けるのか、どんな顧客に、何を売りたいのか、タマタマ自分の土地で米が作れるから
それを売るような前時代的な発想では、結局売れない。
農協、仲買人など従来の関連メンバー以外の新しいつながりを見つけ、他所ではない成果物
に仕上げて売るか?原材料として付加価値のある商品にまで仕上げて売るか?事業計画
ありきである。
何人かの農業従事、仲買、加工に関わっている若者の話を聞いた。
危機感は強いが、
バブル時代の作れば、農協が勝手に売ってくれた時代からの脱皮を考えている。
農業をきちんとしたビジネスモデルとして、捉え、それを実現しようとしている若者
も多くなっている。それに何らかの手伝いをすることもこれからの仕事かもしれない。
最近、よく思う。

  

Posted by コクサン at 13:16Comments(0)その他

2010年08月21日

ITへの認識不足が日本をダメにする


今年の5月末に経済産業省から出された「情報経済革新戦略」では、日本国内
の労働生産性の低さ、IT投資への量と質の不足が指摘されている。
また、6月22日の通称「新IT戦略の工程表」では、70兆円の新市場創出
のロードマップ化を図っている。ようやく成長化へのIT戦略の重要性に国?
が気付いたと言うべきか?
米国のイノベーション戦略はじめ、韓国、中国、EU諸国は既に、同様のIT
ビジネスへの最重要化を推進しているのであるが。

各国の経済成長でも、2年前のリーマンショックの不況の波の中でも、確実な
成長と利益を出してきたのが、Google、Amazon、IBMなどの先進IT企業でもある。
日本でも、平成22年の情報通信白書の中で、不況時でも、一貫して経済成長へ
寄与しているのが、情報通信産業と記述している。最近5年間での実質GDP成長に
34%もの寄与をしているのである。全体では、約1割りにも満たない産業が、である。

わが国政治家の大局を見ながら、自分の思いを形にすることが何故出来ないのか?
一昔前の箱物行政、コンクリート行政の意識は根深いのでは、パソコン、ハードウェア
、ICなどのものづくりの視点がまだ通用すると思っているのか、確かに、今回出された
経済産業省、総務省の関連戦略は「サービス、ソフトウェア」の重点化を謳っているが、
その本質を何処まで、理解しているか、疑問である。もっとも、企業経営者の多くも、
その領域から出ているとは思えないが。

国の財政基盤は弱体化、と言うより、劣化状態である。多分、その修繕は出来ないのでは?
知恵を集め、知恵を活かす。新しい神経系統作りが最重要課題では、と思っている。

  
タグ :IT戦略

Posted by コクサン at 12:06Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年08月14日

企業の魅力発信レポートって??

1年ほど前から経済産業省が知的資産経営報告書(別名、魅力発信レポート)の作成支援をしている。
企業の持っている資産には、物的な資産と知的な資産があるが、この財務諸表には記載されない無形の
資産が、結構、企業における競争力の源泉でもある。

知的資産と言うと特許と思われる向きがあるが、特許はほんの一部。
大きくは以下の3つになるようである。
・人的資産(人とともになくなるようなノウハウ、経験、学習力など)
・組織資産(企業内に活きている文化、雰囲気、システム、ドキュメントなど)
・関係資産(企業の対外関係に付随した関連資産。サプライヤー、顧客ロイヤリティ、金融機関など)
インターネットの拡大に伴うグローバルな競争激化、顧客ニーズの多様化などで、ビジネスの世界も
大きな変化を示している。
このような中で、企業として生き延びていくには、特に、知的資産の見える化とその活用が大きな
事業要件になっている。
それを専門の支援者の手伝いで、具体的に関係メンバーに分かりやすく伝えることが本レポートの
基本目的である。

以下のステップで進めていく。
①知的資産の棚卸し
自社の強みを中心に、強みの源泉、大切にしているもの、などを外部環境変化とあわせ、整理して行く。
②価値創造のストーリー化
何故、自社は顧客に受け入れられているのか?どうやって数10年ビジネスが継続できたのか?
経営ビジョンを再確認し、物的資産の数字と知的資産との関連付けから自社の強みを将来を
見据えながら、収益にしていくのかを考えます。
③達成すべき目標数字の設定
社内での具体的な活動のための目標指標を決めます。
④魅力発信レポートの作成(知的資産経営報告書化)
経営者の思いを共有化し、関係メンバーとのコミュニケーションを図る。

既に200社以上が魅力発信をしているが、以下のような効果が出ているとの事。
・競争の源泉である知的資産の認識が出来た。
普段は、あまり気がつかずに日常業務に埋没している。
・社内外の関係者の力を活用できる。
中小企業では、経営資源に限りがあり、それをパートナー含めた関係者との連携が図れる。
・経営者の思いの再認識と共有化が図れた。
社員や金融関係とのコミュニケーションが強まった。
・内部のマネジメントとして活用
目標指標の設定、活動計画の策定などにより経営戦略の具体的な推進が可能となる。
・外部ステークホルダーへの信頼度のアップ
裏付け指標等の定量的なデータをベースにするため、評価が客観的になる。

最近は、リクルートにも使われており、この20ページ弱の報告書で、新戦力を確保した
企業もあるとのこと。自社の売り込みにあまり上手くない中小企業の社長さん、如何ですか。

  

2010年08月06日

Web活用セミナーより

先日、3時間ほどのセミナーを開催した。
テーマは顧客、販路拡大のためのWeb活用セミナー。

中小企業の多くは、本格的なWebサイトによるビジネス拡大が出来ていない。
一番の問題は、経営トップの意識がまだまだ、インターネットをビジネスの
副次的なものと見ているからと思う。しかし、最近の周りの状況、最近出た
経済産業省の報告書である「情報経済革新戦略」からも分かるとおり、Web、
インターネットは、ビジネスの主体になっている。
「フラット化する世界にも書かれているように、我々は、30億の顧客と
同時に、同数の競争相手を持っている。

今回は上記の背景を踏まえ、非常に頑張っているB2BとB2Cの先進企業
の社長に約50分ほど話して頂いた(もっとも、当初は40分の予定であったが、
皆さん、熱が入りやや時間オーバー)。
そして、海外事例企業の予定であったが、適当な企業がおらず海外サイト構築を
専門としているSE会社から、具体事例を含め、海外向けのポイントを
話してもらった。

特に、感じたこと
①B2Bの企業は大阪のベローズ製造会社であったが、ブログの徹底活用、動画
サイト化などで、1年間で数千万円の売上げを達成した。特には、
・顧客を研究所など、キチンとターゲット化したこと
   顧客のロングテール化対応
・展示会とWebサイトを両輪で活用
・会社全体の組織作りにも注力したこと
・ブログを色々な形で使い、ブランディング化を推進

②B2Cの企業は高知の竹材の企業であったが、既に、10数年の頑張り
で、様々なEC関連の賞などももらっている。そのコンテンツの豊富さと
丁寧さは特筆する。
特に指摘されたのが、
・顧客の絞込み(バッファローの群れと言う表現であったが)
ペルソナ的なアプローチをしている。
・B2Cの場合は月商100万まで頑張ること
高知でも、グループで色々と勉強会をしているが、ここまで行けば、続くとの事
・お客様にその地域の空気、雰囲気、文化を伝える工夫が必要
例えば、竹商品を送る時に、高知新聞を包み紙?として使用など
・急激な商売は無理、日頃の積み上げが現在の会社の売上げになっている
1.1×1.1×1.1×1.1、、、、、、、が全てとの事
・継続的な情報発信
30年ブログ(30年間ブログを書き続ける)の話

③海外向けサイト
・サイトの明確な役割確定
何のためにサイト構築するのか、代理店開拓、ブランドアップ、、、
・運用改善を目標数字をきちんとしてPDCA化
・海外ではGoogleが圧倒的なシェアを持っているので、
如何に、Googleで上位表示するか、がポイント
その他画面制作上の具体的なポイントと合わせ、海外向けへの基本的な
スキルアップにはなったのでは、と思う。

私の経験と今回の講師から指摘事項をあわせると、以下の点をまずは、
取り組むべき。
・顧客の想定を具体的に実施する。
  商材特性に合わした絞込みが重要
・徹底した情報発信
  いずれも、ブログを活用している。メルマガも有効。
・顧客にとって「必要な情報」提供
  それに量が伴えば、更に強力となる。
・継続した運営の実施
  日々の顧客変化をキチンと把握し、それを直ぐに実施する。

今回は100人以上の方が来られたが、出来る限り多くの方が
これをベースに自社売上げアップに期待したいものです。

  
タグ :web

Posted by コクサン at 17:15Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年07月31日

フェルミ推定って??

私も、最近知りました。
例えば、日本全国の電柱は何本あると思いますか?
これを30分で、答えます。
自分の持っている情報と仮説設定能力が問われます。
少し、難しく言うと、
「一見掴み所が無い事象、状況を単純化して計算を簡易化し、概数を算出する」
多分、キチンと積み上げて手順に従い、厳密な数字を求める志向の人は
バカバカしいと、相手にしないのでは?

でも、ビジネス化する、事業方針を固めていくと言う場合は結構有効と思います。
よく市場調査をして、事業計画へ進める場合も、まず、全体の方向性、市場の流れ、
おおよその規模を設定し、それに合わせて、更に調査、計画を進めていけますので。
従来から優秀と言われてきた人の基準に、「知識の豊富さ、経験の多さ」がありましたが、
インターネットの爆発的な拡大による情報量の豊富さとベストプラクティスからの事例
の多さは、その基準を大きく変えていくのでは、と思っています。
正に、フェルミ推定的なアプローチと思考の出来る人が、優秀と言われることになる。
①結論の設定、仮説化
今ある情報からでも、可能性の高い結論、仮説を想定し、情報の精度を上げながら、
仮説検証をして行く。
②全体の把握
全体俯瞰する意識、切り口の選択、分類による思考の集中化、因数分解による
構成要素の把握、全体の再構築と問題部分の把握
③単純化する
モデル化、そのための枝葉末節の切り落とし、ある共通点からの類推化
が重要な構成要素になります。

ロジカルシンキングと基本スタンスは同じようであるが、自分の思考の流れを
再確認する点では、結構、役に立ちそうである。


  
タグ :思考力

2010年07月24日

2030年のITは?

1990年代後半にインターネット革命が始まると言われてから10年少し。
活用が不十分と言われながらも、Web2.0、ソーシャルメディア化など一般市民からのコメントが
世論を形成し、大きな流れを作る。
政治面では、オバマ大統領の選挙、イランでのTwitter騒乱、など
社会面では、1000万人以上の参加者を擁するSNS、mixi、Facebook、等の誕生。
経済面では、楽天、ヤフーなどのECショップ、Webサイトによる販路拡大、など。
ipad、iphoneなどのモバイル端末の高度化は、モバイル画面の小ささとレスポンスの遅さに
悩んだ、我々の時代からは、隔世の感がある。

これからも、IT関連は、デバイス、ネット、基盤システムとして更に、大きな発展をするであろう。
クラウドコンピューティングもようやく企業の中での活用に弾みがついてきた。
Saas、Paas、Iaasなど色々な名前がついているが、20年後には、社会の完全なインフラと
なるのでは?エネルギー、交通、などの所謂、社会インフラのベースがITとなる。
全ては、情報、データで動くのであるから、それを扱うITが基本にならざるを得ない。
デバイスも3桁も違う超大容量のメモリと超小型プロセサーの出現により、現在の大型サーバー
並みの能力のパソコンの出現は、現在の生活様式も一変するのでは?

ここ数週間の未来へのテーマの幾つかの話を聞き、10年前のインターネットの出現から
今の進展を見ると夢ごとではないと思える。

  

Posted by コクサン at 08:22Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年07月17日

クラウドって、何??

今週初めの研究会テーマから、社内システムへのクラウドサービスの適用を
どう考えて行くべきか?
概要について述べます。

■なぜ、今、クラウドサービス化?
企業のIT化予算は削減され、しかも、運用経費的な金額は、増加の一途である。
また、市場環境は短納期、多種化、少量化とその形態は大きく変化しつつある。
環境変化に対する素早い対応力、そのためのIT関連リソースの的確で、低費用
での運用が必然的に要請されている。

■全般的なクラウド導入の動きは?
既存システムとの連携、信頼性への不安、クラウド事業者変更時のトラブル、など
全体的には、積極的な導入の状況ではない。様子見的な企業が半数ほどいる。しかし、
それ以上に、市場環境の変化が大きく、その対応も含め、各調査会社の報告でも、
年率10から20%ほどの伸び率が予想される。

■クラウドサービスにはどんなのが?
アプリケーションサービスが主体のSaaS、アプリの開発環境提供が主体の
PaaS、ハード機能の提供が主体であるIaaSなどがある。実績と中小企業
での活用が期待されるのが、SaaSである。月額4000から15000円
/1IDで営業支援、会計、グループウェアなどのサービスがある程度の
カスタマイズで可能となる。高機能による業績拡大への対応、運用の軽減など
で、導入を図っていく企業が徐々にではあるが、増加している。

■どんなサービスがあるか?
営業支援では、Salesforceが結構機能的には高い。JSaaSは国の
支援もあり、20人以下の事業者向けに開始されている。会計関連が多く、
更に多くのサービスが必要ではないか、と思う。MIJSは国内SaaSベンダー
の集まりであり、各企業ごとサービスをしているが、各社サービスを連携して、
更に、高度な活用が出来るようにAPIの相互連携による複合サービスを実現
している。
開発環境の提供により、簡便なアプリ開発や出来たアプリを他のメンバーが使用する
動きが盛んである。
AmazonEC2、Azure、GoogleAppsEngine、
Facebook、NING、Force.com、ZOHO、ASTERIA、
ITカイゼンツール などを少し、見てもらうと実感が出るのでは。
アプリ連携もSalesforceとガルーンの連携、など様々なSaaSサービス
間、PaaSとの連携など更に多様化している。

■自社導入に向けて考慮すべきこと
先行している成功企業では、業務分析による自社業務の適正化も並行して進めている。
単純に、ハードをクラウドに置き換えるような意識で進めた企業での成功は
期待できない。
一般企業への対応から押さえるべきポイントとしては、
①SaaSサービス(PaaSも含む)活用の推進
 SaaSそのものへの理解不足⇒セミナー、フォーラム、研究会開催、積極的な事例
紹介
②導入に向けての支援
 何を、何処までやるのか?を中心に、導入効果(コスト低減)明確化、カスタマイ
 ズ化(個別業務プロセス対応度)などを考慮し、導入課題の絞込みの推進
③導入手順の確認
 適切な導入ガイドの実施と支援の体制確立
④実施ソリューションの確定
 Saas/Paasベンダー選定のチェック(経産省のガイドラインの活用)
⑤運用体制の確立
 日常運用、トラブル対応、など運用体制を中心とした確認。SLA、セキュリティ
 管理の明確化 

BPMの推進とシステム面ではSOA(各業務サービス実施のためのサービスの
粒度化と既存アプリとの連携)の適用が重要なポイントである。
担当者としても、各業務を精査し、それを如何に、システム化することの意識改革が
要求される。
また、クラウドサービスをフォローし、自社にとってのサービスの選別化と連携化
へのスキルアップが必須となる。

例えば、
・ビジネス要件をユーザー部門と協議しながら定義していくコンサルティング機能
⇒業務分析、要求定義スキル
・エンド・ツー・エンドでのビジネス・プロセスの設計機能
⇒BPMの基本スキル
・自社内の開発標準を定め、それを実現する構成を組み上げるアーキテクト能力
⇒システム構築スキル
・外部サービスを調達するか、カスタムメイド開発を行うかの選択能力
⇒外部サービス情報収集と評価スキル
・異なるサービス・システムを組み合わせた環境でのサービス品質の保持能力
⇒SLA評価スキル

IT化を頑張りたい経営者他の方々、人材の育成と自社の情報化のあり方、
是非、考えて頂きたい時期かもしれません。

  
タグ :クラウド

Posted by コクサン at 17:12Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年07月10日

コアコンピタンスは何処にもある。

自社のコアコンピタンスを見よう!!
今支援している企業も含め、自社が持っているコアコンピタンスを組織としてキチンと
理解し、それを更にアップさせようとしている企業は少ない。

所謂、暗黙知と言われる見えない知識、情報をノウハウという形で、見える化し、
更にレベルアップしていく仕掛け作りをする必要がある。
組織を活かす知識、情報、ノウハウを組織のDNA化することが企業力アップにつながる
チョット、部分的なアプローチかもしれないが、

①フロー情報
  主に、見えている知識、情報、形式知。
  顧客情報、他社情報、など⇒ポーターの五つの競争要因が参考になるのでは。
  これを、組織としての情報の活用にするため、
  共有化、コミュニティ化のための仕組み作りを考えてもらいたい。
 例えば、情報シート、評価シート、ネットワーク化、提案情報のデータベース化による実現が有効となる。
 ⇒支援している企業も含め、自社の知識、情報の可視化、共有化のシート作り、グループウェアなどの
  ネット構築を進めて行きたい。
②ストック情報
  主に暗黙知と言われる知識、情報。
  ノウハウ、企業文化、組織特性、など⇒企業の中の空気のようなものでもあり、特に、中小企業
  での意識化は少ない。しかし、極めて重要な情報である。
  特に、コアコンピタンスとしての認識し、組織内部への刷り込みが重要である。
  これを実現するには、まず、戦略マップ作成、SWOT分析化による組織内での見える化
  が有効であろう。
 例えば、社員でのワークショップ、ブレンストーミング、強みの分析シートによる実施がある。
 ⇒同様に、分析シート作り、ブレンストーミングの実施による洗い出し、を実施して行きたい。


  

Posted by コクサン at 11:50Comments(0)その他

2010年07月03日

中小企業とマーケティング

中小企業とマーケティングで思うこと。
今、数社の中小企業の売上げアップ、マーケティングへの推進に関わっている。
また、優秀な成績を上げている企業事例調査からの気付きもあるが。

まず課題になるのは、数10人でも、数人でも、系統だって動けていないことである。
売るものが決まっているからともかく話があれば、それに、飛びつく。モグラたたき的な
進め方が目立つ。

数年先を見据えた目標の明確化と基本的なテーマの設定が無くて本当に進めてよいのだろうか?
・長年の顧客はいるが、顧客の詳細な把握が出来ていない。
・自社製品、サービスの理解が不十分。
・数人でも、組織であるべきだが、個別的な動きが容認されている。
・会社組織としての把握が出来ていない。

多くの中小製造業では、大企業の仕事をキチンと納期通りこなせば業績も年々アップ出来た
時代もあった。今後も含めて、ありえない時代もあったのだ。
市場を日本以外の特に、東アジアに求める以外には、バブル的な発展の可能性は少ない。
最近、地域中核企業という言葉を知った。地域の特性を活かした小さな大企業の存在である。
売上げ数10億円、200人規模の会社であるが、以下の3点に特長がある。

・モノづくりの組織能力
・差別化した事業領域
・安定的な受注能力

会社規模の拡大を望まず、自分たちの思いと合わせ、地域、関連企業との共生を図る。
先ほど、あげた悪い事例の全くの逆の活動があることに気付く。

上記の3点は、多分、3つが上手くかみ合わないと、小さな大企業には到らず、例えば、
特殊な技術を持った中小企業として、一時は良くとも、技術進歩の早い中では、
競合他社に追いつかれ、埋没していくことになるかもしれない。

マーケティングの3Cと言われる「顧客、自社、競合他社」をキチンと理解してもらいたいものである。
先ほどの地域中核企業と称される企業もそこにいたるまでの過程では、悪い事例のようなこともあった
との事。しかし、自社事業の原点に戻り、そこから飛躍した会社である。

モノづくりの点で、気付いたのは、各企業では、自社での製造機械をつくるか、高級機械は
購入するが、自社の製造ノウハウを活かせるように改造する、の2点が特長の様である。
そして、顧客はこちらで創り出すものだと言う積極性がある。
良いもの作れば、顧客は勝手に来るという「身勝手な自己満足」では、既に、化石的な企業
となる。
マーケティングのスキルは十分でなくとも、マーケティングのセンスのある企業経営者には、
なってもらいたいものである。

  

2010年06月25日

基幹業務構築への薦め

基幹業務システム、特に、生産管理システムの再構築を数社で対応しているが、
その進捗では、色々である。
ある会社では、組織の全体最適化がシステム化の前提であるとの経営トップの
認識が高く、それに数ヶ月を要して、最近、本格的な要求定義に入った。
システム完成は早い方が良いが、稚速ではダメとの認識から、RFPは出来たが、
更に、メンバー間での討議を重ねている。
良識ある進め方と思う。

まだまだ、多くの中小企業では、現システムのやり変え程度で、中々、組織改革
までには、行き着かない。現行対応のSE会社に任せ、現場ニーズのまとめを
反映して、新システム化しているケースが多いように思う。
これも、1つのやり方では、あるとは、思うのだが。

最近、実施計画を立ててから、システム完了までを、当初予定に合わせ、キチンと
時間通りやっていくウォーターフォール方式が市場環境の速さに馴染まなくなっている

大規模なシステムでは、2年近く掛かるような場合、完成時点では、既に、陳腐化?
の恐れもあるのだ。アジャイル方式、プロトタイピング、などが喧伝される
時代でもある。クラウド化、SOA化、仮想化、など大企業向けのキーワードも
同じか。
中小企業では、規模的にも、それほど多くないため、また、専任のシステム
メンバーもいないため、既に、実績のあるパッケージ、SaaSサービスなどを
積極的に利用すべきと思っている。
その機能に合わして、パッケージ、SaaSを活用するのも、最良とは言えないが、
選択肢でもある。しかし、これは、2次的な重要性であり、何を使うか?よりも、
自社の姿を明確に認識し、それに合った(スリムな体にすることも考えた)姿
作りが最大に考慮すべき、特にトップが、事ではないか。
経済産業省が推進しているIT経営力大賞の受賞企業の事例を見ると、これが、
よく分かる。結果としてのIT化、情報化が受賞対象ではあるが、そこへ到る
プロセスをお聞きすると、経営トップの良識が活きている。
最近のITのソリューションは、機能、価格、性能、いずれにおいても、格段の
進歩がある。どの組み合わせでも、当初目標のシステムは可能な時代でもある。
大事なのは、如何に当初目標が,自社にとっての最良なもの、の設定である。

しかし、目標が明確になったから、上手く行くものでもない。
この新しいシステム化の流れに乗るには、以下のようなスキルを持った人の育成も
重要である。
①ビジネス要件をユーザー部門から上手く引き出し定義していくコンサルスキル
②自社の開発能力にあわした構成を実現していくシステム構築力
③ビジネスプロセスの設計スキル
④外部サービス、カスタム化の開発方法の最適化
⑤異なるサービスシステムを組み合わせた構成でのサービス品質保持能力
従来の単に、開発コードに長けた人ではなく、人、モノ、金を上手くコーディネート
出来ることがこれからの社内キーマンとなる。

トップの意識改革とそれを実現する人の育成  
タグ :クラウド

Posted by コクサン at 23:15Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年06月19日

Web戦略化への薦め

Web戦略化の薦め
一昨日に開催した研究会からB2BでのWeb戦略策定について
チョット、一言。

①まずは、自社の経営戦略⇒営業戦略⇒Web戦略化の流れが
キチンと出来ていることの再確認、認識アップ
・経営戦略作成の概要
如何にして、自社の課題を明確にし、何を中期的に実施すべきであるか。
この実施項目にWeb化、サイト化が無ければ、効果のあるサイトにはならない。
・動画、事例による説明
バネの会社、段ボールの会社、メッキの会社、竹加工販売の会社
いずれも、会社全体としての流れの中で、キチンと、Web戦略を実施している。

②Web戦略策定への流れ
基本は、戦略フェーズ、企画フェーズ、設計フェーズ、運用フェーズである。
・戦略フェーズでは、経営戦略に合わし、テーマと主要顧客の設定が重要である。
5W1Hの考え方が必要である。
トラフィックを集めることがまず基本であり、SEO化、ブログ、PPC広告
などの各Webソリューションをうまく使う事の施策もポイントとなる。
・企画フェーズでは、サイトコンセプトの明確化、構造化、コンテンツ企画化が
ポイントとなる。有力他社サイトも参考とすることで、企画力アップも図れる。
また、顧客行動の基本であるAISASを認識することが、顧客が必要とする
情報(コンテンツ)を上手く提供出来るポイントとなる。
・設計フェーズは、自社のターゲット顧客に実績のあるWeb会社に依頼する
事が望ましい。自社メンバーで、構築している企業も多いが、このフェーズは、
プロに任せるべきか?但し、サイトマップはこちらで、基本項目の提示はする
べきである。
最重要な、
・運用フェーズでは、アクセス解析データをベースとした日次、月次、年次
での分析と関連部門含めた対応が重要である。
Webは構築、再構築して直ぐに結果の出るものではない。日々の顧客分析の
積み上げがあって、ある日から急激なアクセスアップがあるものである。
日々研鑽を、何処まで出来るかが、ポイント。結構、途中で、あきらめて
負のスパイラルに入るサイトが多いのも事実である。
継続出来るための体制とルール化が肝要である。
最近は、自社サイト分析、他社サイト分析、キーワード分析、サイト行動
分析など、様々な支援サイトが多くある。属人的な対応から組織化へ、
特に、中小企業では、考えてもらいたい。
運用をキチンと実施するには、はじめの全社としての方向付け、戦略化
が重要となってくる。是非、自社戦略策定の推進をして頂きたい。

また、これが、多くの売上げの上がるサイトの実施策でもある。


  
タグ :Web戦略

Posted by コクサン at 10:50Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年06月12日

クラウドコンピューティングと中小企業


最近、クラウドコンピューティングの話がよく出てくる。
特に、大企業、中堅企業では、パブリッククラウド、プライベートクラウド等のキーワードで、
検討を進めている会社も多いとの事。

クラウドコンピューティングとは、一言で言えば、IT化のための必要ハード、
アプリケーションを専用事業者から月額費用レベルで借用すること。
特に、IT化のための経費に悩む企業が多くなっている最近の状況では、魅力的な
サービスではある。

クラウドコンピューティングの特徴を少し述べると、
①リソースの最適配分
複数サーバーの活用で用途に応じた柔軟なリソース割り当てが出来る
②オンデマンド
インターネットから必要な時に、必要な分だけサービスを利用できる
③スケーラブル
データの急激な増加にも、簡単に、迅速にシステムの拡張が出来る
④デバイスフリー
Webブラウザによりどんな端末でも対応が可能
⑤月額もしくは使用量に応じた費用発生
定額支払いによる費用化
⑥開発期間の短縮が図れる
初期から開発や調達を必要としない
⑦運用管理の負担が軽減できる

企業側から見ると、特に、⑥、⑦が大きな理由でもある。
情報資産の変化、情報部門の役割変化について、先進事例を含め、よく理解する事が
必要な時期でもある。

しかし、企業でのクラウドコンピュタリングの利用状況は、積極的に、、、の状況ではない。
NTTのアンケート調査では、
・利用しているが、17%
・今後利用を検討しているが、35%
・検討したが、利用していないが、13%
・今後も利用する予定が無いが、30%
あまり、期待されているようには見えない。

以下のような不安があるようである。
・既存システムとどの様に融合させれば良いのか?
・信頼性が心配?
・事業者を変更した時には、データを再利用できるのか?

SLAと呼ばれるサービスを受ける相互間の取り決めを経済産業省などが中心で、
まとめてはいるが。
運用管理の軽減、発生費用の軽減などは、中小企業のIT化でも、そのメリット
は十分期待できる。
まずは、基幹業務以外の業務のIT化には、クラウドコンピューティングを導入してみる
事ではないか。
クラウド化による自社に合ったIT化へのメリット、デメリット、
課題がその中から気付けるのでは、と思う。

  
タグ :クラウド

Posted by コクサン at 15:10Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年06月05日

インターネットと新しい公共

「新しい公共」とインターネット
「新しい公共」って?
多分、多くの人は、その認識は無いのでは?
ある記事に以下のような内容が載っていたが、

「これまで「官」が支えてきた教育や子育て、防犯や防災、医療や福祉などの公共サービスに、
地域のNPO法人や市民が積極的に参加できるようにして、社会全体として支援する新しい
価値観を生み出そうとしている。「古い公共」は自民党政治が作り上げたもので、大規模な
公共事業を生み続ける仕組みをもっている。国会議員、族議員を頂点として、霞が関の各省庁
や知事、業界団体、地方議員らが連なる政官業のピラミッド構造が各地にでき、そのピラミッド
構造によって公共事業とその資金が上から下へ、すなわち国から地方へ、陳情と選挙の票が
下から上へと垂直に移動した。こうした「古い公共」を一掃して、NPOが活動しやすい環境を
整備しようとしている。そのために「『新しい公共』円卓会議」を10年1月に新設し、5月までに
具体案を提示することにしている」

これは、一面は、正しいが、かなりのズレガあるのでは、と思う。
まずは、行政の今までやっていた公共サービスの役割を大きく変えるモノであることの認識が
必要である。もっとも、公共サービスの定義が結構、曖昧であるが。
従来、行政と言う組織が公共財活用、公共サービスを税金と言う対価を払って実施してきた活動を
サービスの受け手であった住民にも、相応の活動をすることを求めている。
単に、NPOが頑張ればよい、と思っている人は、認識が低い。

行政として公共サービスの多くは、地域住民の生活上の活動をサービス対価の1つとして、提供
してきたが、住民が十分出来るものもあるはずである。また、やらねばならないものかもしれない。
まずは、この区分けが肝要である。
組織として、収入が少なくなる中、支出としての様々な要求対応には、既に、耐えられなくなって
いる。これには、住民としての意識改革も必要である。地域の公共活動は、それを享受すべき
住民が関わらなくてはならない時期なのである。

インターネット社会の最大の効用であるWeb2.0と言われた新しい情報流通の流れが、これを
支援もする。facebookなどのコミュニティネットの使い方を見ると、日本のmixi
などは当たり障りの無い情報のみで、社会インフラとしての役目を果たしているとは言えないが、
基盤は出来ている。
行政の情報が更に見える化し、多くの人の初期行動化へと結びつくのであれば、今、求められている
新しい公共への拡大に寄与できるのでは?

モノを作ることで、世界にそのポジションを明確にした日本も、その手法が通じなくなっていることの
再認識が必要ではないか。「新しい公共」を政府が掲げたことは、結構意義のあることではある。
また、これを形にしないと、日本の縮退は、止まらないのでは?
チョット、感ずる昨今である。

  

Posted by コクサン at 11:50Comments(0)その他

2010年05月29日

中小企業の海外展開

今年度の中小企業白書を見ると、海外展開を進めている企業はそれほど多いといえない。
以前から思っているが、国内の消費が飽和状態になっている中で、中小企業のとしても、新しい顧客開拓の
1つとして、海外へのビジネス展開を考えるべきと思うが、中々、進まないのが実情のようである。

ただ、白書の中でのアンケート調査の結果には、チョット違う動きも出てきている。
海外展開を行うキッカケの一番に、「自社製品二地震があり、海外市場で販売しようと考えた」が海外展開
を行っている企業の約4割も占めたとの事。従来の「取引先の生産拠点が海外に移転した」、「コスト削減
養成に対応するため、海外生産の必要性を強く認識した」よりも、倍近くあった。
白書の中でも「近年中小企業による直接投資の決定要因が、費用削減から市場拡大に移っている
ことが示唆される」と結論つけている。

確かに、私の関係している企業でも、中国、東南アジアを中心に、製造販売をしている企業もある。
フリードマンの「フラット化する世界」でも、記述されているように、Webをベースとする
「情報、知恵、人の収束」は、私の身近なところでも、現出している。新たな30億人以上の
人が形成する市場は、これを脅威と見るか?機会と見るか?中小企業も視点を足元からチョット
先に移す時期ではないか?と思う昨今である。
縮退する日本の中での頑張りは、まだ、その成果を伴っているが、そろそろ、次のステップに
進むべきではないか?

その一歩がWebサイトの海外向けではないか。
知り合いのプラスティック成形の会社では、特に、海外向けを意識したサイトではないものの、台湾
の大手企業から大きな注文を受けたとの事。これは、チョット別かもしれないが、海外向けのサイトを
構築してみてはいかがだろうか?

B2Bでは、各企業購買者も、コストパフォーマンスの高い、部品、素材を求めている。例えば、
eマーケットプレイスなどのマッチングサイトへの参加やeベイなどオークションサイトの活用など
顧客ニーズの広がりに合わせてのWebソリューションも多数ある。
まずは、
・顧客ニーズの把握
・検索エンジン対応、Web広告での展開
・多言語での顧客対応
・金銭、配送対応
等を押さえるの肝心ではあるが。
もっとも、欧米で圧倒的な力を持つGoogleも中国、韓国、ロシアなどでは、違うようであり、
百度、ネイバー、ヤンデックスなどの現地検索サイトへの対応なども必要ではあるが。
これからの顧客は、海外にあり、チョット、考えていただければ、と思います。

  

Posted by コクサン at 11:24Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年05月22日

B2Bビジネス営業の基本

マッキンゼーの報告に「B2Bビジネス営業の成功のポイント」が出ています。
1200社以上の購入責任者からのヒアリングをベースのまとめであり、基本的な要件として参考にするのは、有益と思います。

営業マンがお客様との関係作りを行う際に押さえておくべき「基本」について
■お客様は必要最低限のやり取りで済ませたいと思っており、必要以上の面会や連絡は逆効果になる。
⇒一番好ましくない営業対応と思われています。
■営業マンは取り扱う製品やサービスだけでなく、競合他社との違いまで熟知している必要がある。
⇒顧客の要望は、信頼の置ける相談者か?
■お客様は製品やサービスが自社のビジネスへどの様な影響をもたらすのか、正確に、知りたい。
⇒顧客の立場での対応がポイント
価格も重要な要件ではあるが、これらの対応状況の方が更に、高い評価要件である。

多くの成功する営業マンの話からも、これら要件は、納得の出来る項目であり、最近ソリューション営業、提案型営業と呼ばれる基本要件である。但し、中々、ここまで出来る営業マンは少ないが。

また、購買決定の重要要素は、
「価格」がサプライヤーを評価する際の最も大きな要素で、結果的に購買の意思決定にも大きく影響する、と言われている。しかし、今回のマッキンゼーが調査では、最も重要な要素は、製品・サービス自体の機能特性と、そして営業活動を通した全体対応姿勢であるとの事。

しかし、2005年ほどから強化されてきた公的機関の「何でも入札ー良識の無い公平性」から民間企業までも入札強化の大きな流れは、日本では、この結果とは違う動きも恒常化している(最近は、悪影響も出てきたことを考慮し、総合評価方式にもなってきたが)。

さらに同調査は、(1)製品についての適切な知識を身につけ、(2)適切な頻度でお客様にコンタクトを取るという2点に配慮することで、営業活動を通したお客様の評価を効率的に改善することができると予測しています。

営業活動における評価されない要素らを総合すると営業マンには、「平時から適切な頻度でお客様との関係を維持しつつ、お客様からお声がけがかかった際には、自社製品・サービスについての深い理解に基づいて、それがお客様のビジネスに提供できるバリューを他社と比較しながら説明すること」が求められている。

Webサイトも同じである。
前回の記事にも書きましたが、B2BWeb戦略では、如何に、お客様の必要とする情報を提供できるか、がポイントです。
頻度:お客様が必要とした情報が確実・スムーズに見つかること、適度なCRMの実施
お客様に提供できるバリューを提示:導入事例の充実
他社との比較:比較機能、説明文の中でも自社の強みをアピールするなど

まだまだ、Webサイトを看板程度。カタログの代わりと考えている中小企業経営者は多いようです。しかし、これからのWebサイトは単なる営業マンの代わりであってもダメです。ページ、コンテンツの作り方は、今回の調査を参考にすべきですが、Webサイトを会社全体の代表とするようなコンセプトでまとめる必要があります。
営業マン、技術者、社内スタッフ、そして、社長が自社の想定する顧客にキチンと話の出来ることが必要と思います。


  
タグ :B2B営業

2010年05月15日

B2B向けWebサイト化

本年度の情報システム研究会が今年も開始された。
テーマはWebの自社への活用である。
外向けのWebマーケティングへのアプローチ、内向けのイントラ系Web化を活用起業の事例も含め、参加者と討議していきたい。
まずは、Webマーケティングへのアプローチをまとめて行きたい。
以前にも、指摘したが、多くの中小企業経営者では、
・本質的に売るという活動を理解している経営者は多くない。
・まだ会社の業務を単能的にしか捉えていない。
・Web対応とその波及力への理解不足
がまだ、あるようである。

それもあり、Webサイト構築の基本行動としては、
①激変する外部環境の再認識
 クラウド、Web2.0、ソーシャルメディア、などの企業への影響具合の理解が不足している。
 必要情報の多くは、ネットの中にあり、発注者もネット世代のメンバーであることの認識。
②自社の見直し、棚卸し
 単純にWebサイトを製作会社に頼むにしろ、自社メンバーで作成するにしろ、自社の中でのWebサイトの明確化が必要であるのだが、不十分な場合が多い。
③Webソリューション全般への理解
 ブログ、コミュニティ、動画、メール、など様々なソリューションの適正活用が重要であるが、サイト構築=SEO対応の意識を変えてもらう必要がある。
④マーケティングへの理解
 自社、顧客、競合他社、環境など基本要因を自社の中で、把握、展開する必要がある。
トップの個人営業、顔なじみからだけの受注、など旧来手法が通じなくなっている現状への意識改革とそのための手法理解が必要である。
⑤Webマーケティングの戦略化
 KDD(勘、度胸、努力)の世界を信じて、結果が伴っている間は、よいのだが、、、、、それも、急激な縮小状況になっているはず。全社としての戦略化、IT化戦略、それをベースとするWebとしての戦略化。
PPC広告の有用性、動画活用による自社ブランドアップ、ビジネスブログの徹底化などWebソリューションの理解と活用のためのスキルアップも戦略化の基本として、考えていく必要がある。
⑥実施体制の整備
 Web活性化の最大のポイント専任メンバーによる日々のデータ分析と顧客向け情報の継続的な発信であるが、
経営トップで、底までの認識のある人は、まだ、少ない。サイトを構築するのは、全ての始まり(最終目的との誤解が多いが)であることの再認識。また、営業メンバーの対応への組織化による「リアルとWeb」の連携も重要。

また、今回は製造関連企業がほとんどであり、B2Bとしてのアプローチについても、理解が必要である。
■購買のプロセスが大きく異なる
  サイトは情報収集の場。顧客は購買、技術関連者他、ある意味では、情報収集のプロかも。
■アクセスはロングテール型
  検索、ページビューの数は一般消費者向け(B2C)より少なく、頻度も低い
■マーケティング効果は見込み客の開拓
  継続的なアプローチが必要。顧客の購買行動をキチンと把握する。

メッキ会社、バネ会社など先行実績のある製造業企業事例も色々と説明しているが、以下のポイントは理解してもらいたい。
業務は個人では、出来ない
⇒組織で判断し、実行し、そのノウハウを蓄積している。
□組織的に判断
 経営トップの意識アップが重要⇒環境変化をキチンと捉えている。まずは、全社での内部、外部の見える化
□組織的に実行
 自社の課題の抽出と戦略化を全社としてキチンと実行している。
□組織としてノウハウ蓄積
 人材組織の学習、組織における業務ノウハウの発見、共有化に腐心している。また、評価、実行へのPDCAサイクルの習慣化

Webサイト化も、生半可な対応では、その効果は期待できない。

  

Posted by コクサン at 12:44Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年05月08日

クラウドコンピュータとは?

最近、クラウドコンピューティングという言葉がメディア含め、色々な場所で出てくる。
中小企業の中でも、話題としての興味はあるようであるが。

要するに、どこかにあるITリソースを適宜使えることをさすのであるが、何故、それほどの興味があるのであろうか?また、中小企業にとっては、有効なITソリューションとなるのであろうか?

まずは、クラウドコンピューティングの構成要素としては、
①データセンター:ネットワーク回線やサーバー関連機材を集中管理し、ネットワーク資源を効率的に利用できるようにした施設。最近ではサービス単位での利用も可能。
②仮想化    :仮想化OSなどでサーバーハードウェアを隠蔽し、ユーザーがサーバー資源を利用や管理がしやすいようにする技術。
③オンラインストレージ:ネットワーク上の巨大なストレージをユーザーに利用させる技術。
④サース(SaaS)他:ネットワーク上にあるアプリケーションソフトを利用できるようにした技術でサービス単位での利用や、カスタマイズに特徴がある。他にも、アプリ開発基盤提供のPaas、ハードウェア機能を提供するIaasなどもある。
⑤Web 2.0によるナレッジ:参加のアーキテクチャーであるWeb 2.0によって作り出された掲示板やWikiなどの集合知データベース。

これらの技術によって、CPU、ネットワーク、サーバー、アプリケーションソフトウェア、ストレージ、データベースなどあらゆるコンピュータ資源は、「あちら側」に存在し、それらの移動が完了した時点で、ユーザーはハードの買い替え、ソフトのバージョンアップ、ファイルのバックアップなどの煩わしい作業から開放され、真にユーザーとしての視点で利用に集中できるようになる。

また、社会的な面を意識すれば、「クラウド化する世界」でニコラス・カーは以下のような記述をしている。

■インターネットは、情報収集からコミュ二ティ作りに至るまで、あらゆることを簡単な処理に変えて、大抵の事は、リンクをクリックするだけで表明出来る様になった。そうした処理は、1個1個は単純でも、全体としては、極めて複雑だ。我々は、1日に何百何千回というクリックを意図的に、あるいは衝動的に行っているが、そのクリックの度に自分自身のアイデンティティや影響力を形成し、コミュ二ティを構築しているのだ。我々がオンラインでより多くの時間を過ごし、より多くのことを実行するにつれて、そのクリックの複合が、経済、文化、及び社会を形作ることになるだろう。

個々の思い、意見が1つの流れとして、社会的な思いを形成し、それが堆積を続けることにより、文化、社会基盤を形成していく。また、このような変化の激しい世界において、企業としても、自社のリソースの最適化、資産の有効活用と効率的な新サービス化、現場状況の的確な把握などに対応するためには、全ての資源を持つことは不可能に近い状態でもある。

中小企業においても、この変化を座視しているだけでは、すまない。
まだ多くの企業経営者が持っている「自社のコア技術の徹底進化」、これが、他社との絶対的な優位技術であれば、文句は無いが、相対的な優位性であるならば、考え方を改める時期でもある。

  
タグ :クラウド

Posted by コクサン at 11:41Comments(0)チョット、ITを使って!

2010年05月01日

地域活動への思い

内閣の変化が少しづつ出てきている。
沖縄問題、経済問題、他、優柔不断的な内閣については、今更という気がするが、新しい公共、地域主権については、この先どうなるか?はあるものの、少しながらもその変化は出てきている。
国レベル、地方行政レベル、いずれについても、その財政状況は悪化の一途である。行財政改革なるものが、あちこちであるものの、本格的な改革になった実績は、どれほど出ているのだろうか。
市民自治、協働といわれる行政のスリム化などにその活路を求めざるを得ない状況である。
しかし、従来の行政に替わる受け皿は育ていない。
私も、幾つかのNPOに所属しているが、ほとんどのNPOは、組織としての法人としては、かなり泥弱である。
好きなものが集まるボランティアグループと基本的には変わらない。その事業継続への仕掛け、組織化は、
ビジネスとしてのほかの組織と比しても、かなり未成熟である。
そのような状況ながら寄付金獲得に優位となる税制の改善が行われたが、それ以前の課題がある。
NPOの質の改善が最優先事項である。
それには、
・社会的な課題に取り組む社会変革
・寄付と無償対応を主体とする市民性
・活動を維持する経営努力などの組織安定性
特に、多くのNPOリーダに欠けているのが、組織安定性である。
収入の安定性、課題解決能力のアップなどについて、ビジネスの現場で頑張ってきたメンバーの参加が必要でもある。
今までのNPO参加者、地域活動の参加者の多くは、企業OBや女性の活動家が主であったが、最近ある地域活動の育成塾に応募している中で、40代が一番多いとの事を知った。これは、最近では、考えられない現象であり、また、喜ばしい話でもある。
時代は変わりつつあるのか、タマタマの事情なのか?地域活動への本格的な変化の前兆なのか?
我々の年代を含め、長年のビジネス世界での生き様が、地域の活性化へ結びつくような形が取れれば、新しい地域活動への更なる前進となるはずである。
IT化に限らず、ビジネス化への体験、スキルを上手く活かせれば、この閉塞感のある時代に新しい流れをつけられるのでは?


  

Posted by コクサン at 23:20Comments(0)その他